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2009/11/30

『見えざる檻』アレックス カーヴァ

FBI特別捜査官マギー・オデールシリーズがようやく出ました。FBIの女性プロファイラーが活躍するこのシリーズは私のお気に入りのひとつなのですが、前作の後出たのがシリーズとは違う作品で、続きはいつ出るんだろうと気になっていました。3年ぶりの新作です。

このシリーズはスリルあふれる展開に毎回ドキドキさせられるのですが、今回もそのあたりは健在です。が、第一作からマギーとちょっといい雰囲気だった検事補のニック・モレリとの関係がなにやら怪しい雰囲気。私はサスペンスは勿論の事、ふたりの関係にも注目していたので、マギーに新しい恋人候補が出てきたところにもやもやとしたものを感じました。かといって、そちらの方とも大きな進展があるわけでもなく。せっかくMIRA文庫から出ているのですから、もう少しロマンス部分にも力が入っていても良いと思うのですが、次回作でその辺りのもやもやが解消される事を願います。

一冊完結なのでこの作品から読んでも問題はないと思いますが、一作目の『悪魔の眼』もおすすめです。パトリシア・コーンウェルやコーディ・マクファディンのような、ちょいグロサスペンスが好きな人には良いんじゃないでしょうか。